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【2015年度春学期 海外実習/海外実践】コンケン大学人文社会学部 K.Y.さん

2015.10.27


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大学院日本語教育研究科2年   K.Y.さん
派遣先大学:コンケン大学人文社会学部(タイ)
期間:2015年8月30日~9月12日
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【研修内容の説明(自分たちのやったこと)】

・4年生の授業
①通訳・翻訳の授業4回(タイ語使用)のTA(日本の政治・経済・法律問題等の解説)②ビジネスマナー2回(日本語使用)のTA
・3年生の授業
①ジャパニーズスタディー1回(日本語使用、プレゼンテーション「相互理解を目指して」)②リスニング・スピーキング及びリーディング・ライティング4回(日本語使用)のTA
・1年生(日本語初級者)の課外授業
おしゃべりサロン3回(タイ語使用、旅行・日本の食べ物・日本とタイの早口言葉等)
・課外活動(ノーンカーイ(タイとラオスの国境沿いにあるタイ東北部の町)で1泊2日)
先生方(タイ人3人・日本人2人)・学生さん達(3・4年生の中の約40人)
・卒業生3人との交流
(タイ語使用、各種ゲーム・ダンス・トークショー等)
・学生さん達からの授業・進路等に関する悩み相談(タイ語使用)

【SENDプログラム全体(授業から派遣終了まで)でよかった点】

コンケン大学人文社会学部日本語学科の授業にTA等として参加し、現地の先生方や学生さん達と直に交流できる機会をいただいたことです。

【次の参加希望者に対するメッセージ】

最初の3・4日、バディーとしてついてくれた学生さん(3年生、女子)がたまたま体調不良で、私のために食事及び教室案内等の世話をする余裕がほとんどありませんでした。また、彼女は急に授業を欠席することがあり、彼女との間できちんと話し合うことができなかった日もありました。大学にいる間は、バディーがいなくても特に不自由することはありませんが、夕食は、宿泊ホテル(クワンモー)の周りにレストランやコンビニがなく、一人でわざわざ遠くまで移動するのも面倒なので、結局2回抜きました。
そして、研修4日目は「ワイクルー」(教師に感謝)の日のため、授業が終日休講であり、更に放っておかれる可能性がありました(実際、この日の前日、バディーから何の連絡もありませんでした)。このままでは本当にまずいと思い、この日から、直接法による日本語指導をやや意識し過ぎて封印していたタイ語を解禁し、バディー以外の学生さん達とやり取りする機会を少しでも数多く持つことに精力を注ぐことにしました。私がタイ語でいくしかないと思った理由は、バディーやその周りの学生さん達が歳の離れた私と話すときに使う日本語が、どこかの教科書の会話文の中に出てきそうなものでしかないことに対し、違和感を覚えていたからです。
このような決意の下、研修授業の際に出会った学生さん達(4年生や他の3年生)に対しタイ語で積極的に話しかけてみると、事態は私の期待以上に大幅に好転しました。この日からコンケン出発日まで、特に4年生のとある仲よしグループが中心となり、バディーでないのにもかかわらず、私の行動予定を常に気にしてくれるようになりました。彼女達の機転のきいた配慮(優しさ)には心から感謝しています。

今回の研修でつくづく思うことは、派遣先の大学側からの支援を一方的に期待するのではなく、まず研修生自らが積極的に現地の先生方や学生さん達に歩み寄っていかねばならないということです。なぜならば、彼らは様々な大学と交流する機会があり、かつ何かと忙しく、早稲田大学から来た研修生に対し積極的に関心を持ってくれるとは限らないからです。そうした事情を肝に銘じて、自ら積極的に歩み寄るという姿勢で研修に臨んだ方がいいのではないでしょうか。研修生個々の積極性に比例して、研修の充実度も必ず増してくるものと思われます。

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