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【2016年度秋学期 海外実習/海外実践】デ・ラ・サール大学 N.M.さん

2017.03.28


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大学院日本語教育研究科1年   N.M.さん
派遣先大学:デ・ラ・サール大学(フィリピン)
期間:2017年2月19日~3月4日
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【研修内容の説明(自分たちのやったこと)】

デ・ラ・サール大学の日本語のクラスにおいて授業見学と教育実習を行った。
また、文化活動の紹介も行った。
実習では、JAPALA1、JAPALA4、JAPALA7の授業を担当した。
・JAPALA1では数字をネイティブのように早く読めるようにすることを目標に、早読み、カードを使った練習、ビンゴ、会話練習などを行った。2日目は、会話の発表と、数字の早読み大会を行った。
・JAPALA4では自然な会話をするための相槌ができるようになることを目標に、プリントと動画を用いた解説、練習問題などを行った
・JAPALA7では、友達・先輩後輩・上司部下の会話における丁寧度の違いを理解できることを目標に、居酒屋での会話の聞き取りとメール文章の作成を用いて伝えた。2日目は、メール文章の返却と、会話の発表を行った。

文化活動では、4つのブースに分けて、日本の文化を紹介した。
(①うらじゃ音頭、②よさこいメイク、③書道、③折り紙、しおり作り)
最後の送別会では、日本の伝統的な遊びの紹介と、踊りが上手な学部生による日本の踊りのパフォーマンス、歌の合唱を行った。

【SENDプログラム全体(授業から派遣終了まで)でよかった点】

・リーダーとしての行動の仕方が学べた点
流れが決まっていて、それに向かって進む合唱祭のリーダーや部活の役職のリーダーなどは経験したことがあったが、今回のように常に臨機応変に対応していかなくてはならないリーダーというのは初めての経験だった。

このメンバーは、20歳代から30歳代と、年齢層が幅広かった。みんながマイペースで、自由なグループだった。しかし、ぶつかり合うことはなく、互いがそれぞれの個性を尊重し、認め合いながら生活ができたメンバーだったと思う。
考え方が異なる人たちが集団で行動することの難しさを実感した。たとえば大人数でご飯を食べた時に、食べ終わったら早く帰りたい人もいれば、ゆっくり現地の人と話したい人もいる。日本であれば簡単に先に帰っていてもいいという指示が出せるが、異国の地ではなかなかそういったこともできない。常にだれかと一緒に行動することを指示したため、ストレスに感じたメンバーもいたかもしれない。リーダーはどのようにふるまえばいいのかこんなに深く考えたことは初めてで、今後に役立つ経験となった。

また、チームが力を発揮するためには個々の力が最大限に発揮されることが必要で、それはリーダーの力だけでは達成できない。
個人が自分の担当分野で力を発揮するだけでなく、担当外を見渡して全体で進めていくことも改善するためには欠かせない。
今後グループにおいてどんな立場になっても、自分の役割をこなすだけでなく他の役割についても考え、自分の意見をしっかりと伝えながら行動できる人になりたいと考えるきっかけにもなった。

・現地の学生と触れ合えた点
フィリピンの人々の優しさを感じることができた。
たくさんの手紙やプレゼントをいただいた。相手に見返りを求めない優しさで、時間を惜しまず尽くしてくれた。「心の豊かさ」について考えさせられた。
また、学生たちがどんな思いで日本語を学んでいるのか知ることができ、日本語教師として頑張りたいというモチベーションに繋がった。

・チームメンバーと出会えた点
素晴らしいメンバーと出会えたことに感謝している。それぞれ全く異なるタイプだったが、一人ひとり尊敬すべき点があり、魅力的なメンバーだった。一緒に過ごすことで家族のような関係を作ることができた。
終了後にチームメンバーの一人が、「ここが終わりではなく、始まりになったらいいと思う」というメッセージをくれた。私もそう思う。

【次の参加希望者に対するメッセージ】

海外に行って日本語を教えるというだけのプログラムではありません。チームとしていい成果を出すための行動の仕方についても学べます。また、夢や目標をもって学んでいる多くの人と出会うことができるので、将来自分が頑張りたいことに対しての動機付けにもなる、非常によいプログラムです。
日本語を教えたいと考えている人だけでなく、視野を広げたいという方には、参加をおすすめします。

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